持続可能な開発目標(SDGs)とは

2015年の国連サミットで採択された2030年までに持続可能で
よりよい世界を目指す国際社会共通の目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組む普遍的なものであり、
日本としても積極的に取り組んでいます。
(株)山拾村上商店は、世界規模のこの誓いに共鳴し、
現在の自社の企業活動をブラッシュアップさせつつ、
新たな目標達成に向けた取り組みを始めています。

SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

村上商店のSDGsにおける取り組み

社会 Society

社員の健康なくして社業の発展なし

現在の取り組み①

社員全員の健康診断を実施

年1回の健康診断を実施し社員の健康状態を維持し病気等を未然に防止する。診断の結果を踏まえ、生活指導が必要な社員へ保健師による面談を行っています。

現在の取り組み②

食事の改善

栄養バランスが取れた健康弁当を、500円の会社負担で月に1度取っています。

現在の取り組み③

健康経営優良法人の認定

健康経営銘柄と同じく健康経営顕彰の一つとして制度化された「地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人」として、日本健康会議から認定されています。
(2021年度・2022年度)

今後の取り組み

健康経営優良法人「ブライト500」の認定を目指す

健康経営優良法人の認定を継続しつつ、更にグレードの高い「ブライト500」の取得に向けて改善を進める。

環境教育の普及啓もう
必要な資格取得の制度

現在の取り組み①

小学生を受け入れ、参加型の環境教育の実施

(株)山拾 村上商店では、リサイクル業への理解と、環境に対する意識向上を目的として、釧路市内の小学校をはじめ一般の方々に至るまで、積極的に工場見学や体験学習を受け入れています。

現在の取り組み②

各種資格取得費用の全額負担制度を導入

大型自動車、車輌系建設機械等の作業に必要な免許は会社が全額負担で取得しております。

今後の取り組み

①各教育機関に周知し受入を拡充する。

教育委員会を通じて各学校へ環境教育受入の案内を促す。

②現状を維持継続する。

社員のモチベーションと業績

現在の取り組み①

役割と責任の明確化(組織の明確化)

全ての作業において一人ひとりの役割と責任を明確にし、仕事に対する「やりがい」を感じる事を目標としています。

現在の取り組み②

各種セミナーや勉強会への参加

社員のやる気と向上心をサポートするために各種セミナーや勉強会への受講を推進しております。

今後の取り組み

個性の尊重と信頼関係の構築により社員と会社の成長を目指す。

適性検査(SPI)などを導入。

廃棄物のリサイクル率向上

現在の取り組み①

RPF製造、木くずチップ製造

廃プラスチック類と木くず・紙くずを破砕したものを固化し石炭の代替燃料としてリサイクルしています。

現在の取り組み②

混合廃棄物の選別とリサイクル

混合廃棄物のリサイクル率50%を目指しています。

今後の取り組み

ITとAIを活用しリサイクル率の向上を目指す。

混合廃棄物を選別する人手をIT技術(光学ソーター)やAI(ロボット)を活用し
リサイクル率を向上させる。

資源物、廃棄物のリサイクルと適正処理

現在の取り組み①

資源物、廃棄物のリサイクルと適正処理

金属スクラップ、古紙をそれぞれ原料として適正にリサイクル。廃プラ、木くず、紙くず、繊維くずなどの産業廃棄物を適正に中間処理することで、それぞれをRPF燃料や木くずチップ燃料としてリサイクルしています。

今後の取り組み

より多くをリサイクル。

新たな設備導入によりこれまでリサイクル出来なかった物をより多くリサイクルする。

・蛍光管の破砕処理機:令和2年1月設置稼働
・発泡スチロール(スタイロフォーム)の減容機:令和2年3月設置稼働
・これまで埋立処分されていた廃プラをRPF化

環境 Environment

再生可能エネルギーの製造

現在の取り組み①

RPF製造、木くずチップ製造

廃プラスチック類と木くず・紙くずを破砕したものを固化し石炭の代替燃料としてリサイクルしています。

今後の取り組み

混合廃棄物の選別を強化し再生可能エネルギー拡大を目指す。

混合廃棄物のリサイクル率50%を目指す。

海洋ごみの再資源化

現在の取り組み①

海洋ごみの収集運搬処分

釧路総合振興局からの依頼で台風後に浜辺に打ちあがった廃棄物の収集運搬処分を行っています。

今後の取り組み

行政と連携し海洋プラ(木くず)の再資源化を目指す。

多種多様な回収車輌や移動式破砕機を駆使して海洋プラや木くずを再資源化出来ることを積極的に行政へPRする。

企業統治 Governance

女性が働きやすい環境を整える

現在の取り組み①

子育て支援

小さなお子様をお持ちの社員はお迎えの時間に合わせて退勤時間を早めています。
また、産休明けの育休期間中でも労働意欲・希望のある社員にはリモートワークの環境を提供し、負担なく働けるようにもしています。

現在の取り組み②

女性管理職を育成する研修会への参加

事務職を担当している女性職員が中小企業大学校のリーダー研修を受講したりしています。

今後の取り組み

①子育て育児休暇・休業の充実を図る。

育児介護休業法を基に社内規定の策定と実施。

②女性社員の職種の多様化を目指す。

本人に希望があれば、事務職だけではなく現場での作業、ドライバー、営業職を担当する事を促す。

③各種研修制度の活用。

雇用や労働形態

現在の取り組み①

障害者の雇用

障害者を雇用し非鉄金属の仕分け・加工、古紙の選別作業等に従事しています。

現在の取り組み②

高齢者の雇用

高齢者(65歳以上)を正社員3名、パート3名、雇用しています。

今後の取り組み

障害者、高齢者の雇用の継続。

関係諸団体との連携

現在の取り組み①

一般社団法人日本鉄リサイクル工業会

鉄スクラップ業界が抱える諸問題を日本鉄リサイクル工業会の活動を通じて解決しています。

現在の取り組み②

公益社団法人北海道産業資源循環協会

産業廃棄物処理業界が抱える諸問題を北海道産業資源循環協会の活動を通じて解決しています。

今後の取り組み

大学との連携によるリサイクル技術の研究・開発。

再資源化が難しく現在は未利用資源になってしまっている「石膏ボード」や「塩ビ系の廃プラ」の再資源化の方法を大学と連携し研究・開発する。

当社では、SDGsにおける取り組み内容をまとめたパンフレットも作成しております。
ご用命の方はこちらからダウンロードしてください。